以前の職場は、レストラン皆無の地域にあり、お昼は宅配弁当を利用していました。
注文してから配達してもらうのではなく、業者が軽自動車で巡回していて、出来上がった物の中から選ぶスタイルだったので、ちょっと飽きていました。
コロナ禍の新しい飲食店の形
コロナ禍で、飲食店が厳しい状況に立たされた2020年。
レストランのイベント看板を作っていた私は、仕事が一時期0になりました。
県外のキッチンカー(フードトラック)のオーナーさんからのご依頼で、タペストリー製作という仕事にチャレンジさせていただくことになりました。
たった1日のイベントのために設置し、終了後に廃棄する看板を多く作っていましたが、とりはずし可、再利用可のタペストリーは、コロナ禍がなければ作っていなかったと思います。
キッチンカーのタペストリー
写真と店名などを指定され全部デザインするパターン、全部おまかせのパターンが一番多いですが、こちらのフラッパーズキッチン様は、デザイン案を用意されていましたので、仕事がしやすかったです。

チラシ、看板問わず、余白はとても大事です。
スカスカでもぎゅうぎゅうでもだめなので、ミリ単位でズラしながら配置を調整しました。
素材が良くても、余白を雑にすると、なんか締まりのない仕上がりになります。

タペストリー製作のポイント
看板やWEBサイトがカッコイイだけで、何をやっているのかわからないお店ってありますよね。
すでにテレビCMで知名度がある会社はいいですが、新規オープンのお店は、看板やタペストリーを見れば一発で何のお店かわかるようにしないといけません。
背景と文字が一体化しないようにして、使用するフォントはやや太いものを使い、写真は大きく配置します。

私は、看板ではあまり多色使いはしないのですが、いただいたデザイン案が素敵だったので、ほぼそのまま使用しています。
タペストリーは、上下にポールを通すため袋縫いします。
縫い目を避けてデザインしないといけないので、デザイン案では端ギリギリに文字があったので、全体的に中央に寄せて、レイアウトしなおしました。
今はスマホアプリでも簡単にコラージュが作れてしまうので、それを案に取り入れることも可能です。
タペストリーのご要望がありましたらぜひお問い合わせください。